性病検査

梅毒検査の方法と費用について

梅毒検査は血液検査を行います。血液検査はSTS法とTP法の2種類があり、STS法は早期に検査を実施出来る、TP法は偽陽性率が低いなどそれぞれで特長があります。また、欠点もあるため、基本的にSTS法とTP法を併用することで診断を行います。

執筆:運営本部

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梅毒検査の方法

梅毒の検査は、主に血液検査を行います。病変部の組織を採取して顕微鏡検査を実施する場合もありますが、顕微鏡検査の検査精度はあまり高く無いため、血液検査で梅毒の感染の確定を行います。

梅毒の血液検査は2種類ある

STS法 TP抗原法
種類 RPR法、ガラス板法、凝集法 TPHA法、TPI法、TPLA法
検体 血液 血液
偽陽性率 5~20% 0.1~0.5%
検査時期 感染初期 感染から3カ月後

梅毒検査の血液検査はSTS法とTP抗原法があります。STS法とは、梅毒に感染した際に体の中に出来るカルジオリピン抗体を調べる検査です。この抗体は、梅毒感染後、梅毒の病原菌TPが細胞を破壊することで細胞の中から出てくるリン脂質に対する抗体です。梅毒そのものに対する抗体ではなく、梅毒以外の病気によっても発生する抗体です。そのため、STS法は偽陽性(陰性でありながら陽性が出る事)が出る可能性があります。

STS法の場合、全身性エリテマトーデス、RAなどの膠原病、肝疾患、ワクチン接種、妊婦などが原因で陽性反応が出る可能性があります。そのため、STS法では5~20%の可能性で偽陽性が出ると言われています。

一方のTP抗原法は、梅毒トレポネーマ(TP)に対する抗体を直接調べる検査です。そのため、STS法よりも偽陽性が出る可能性が低く、偽陽性率はわずか0.1~0.5%程です。ただ、検査精度は高いものの、TP抗原法は感染の疑いのある行為から3カ月が経過していないと検査を実施しても正確な結果を得ることが出来ません。STS法は偽陽性率が高いものの、感染初期に検査が可能です。

梅毒検査はSTS法とTP抗原法を併用

STS法 TP抗原法 結果
RPR法、ガラス板法、凝集法 TPHA法、TPI法、TPLA法
陰性 陰性 感染無し
陽性 陰性 偽陽性又は初期の梅毒
陰性 陽性 過去の梅毒感染
陽性 陽性 梅毒感染

梅毒の血液検査はSTS法とTP法の2種類ありますが、STS法は偽陽性率が高くTP法は早期検査が出来ない事から、それぞれの欠点を補うために両方を併用するのが一般的です。そのため、STS法の結果、TP抗原法の結果を合わせて診断を行います。

STS法が陰性、TP抗原法が陰性の場合は、感染の疑いはありません。

STS法が陽性、TP抗原法が陰性の場合は、STS法が偽陽性である可能性があります。また、TPの抗体は体に出来るまで3カ月程かかるため、梅毒に感染はしているけれどもTP抗原法で陰性になっている可能性があり、その場合は初期梅毒の可能性があります。そのため、この場合はTPの抗体が出来るまで待ち、再検査を受ける必要があります。大体2~3週間後に再検査を受ける事になります。

STS法が陰性、TP抗原法が陽性の場合は、過去に梅毒に感染して治療済みのTP抗体保有者である事が分かります。その場合は今現在は梅毒に感染はしていません。既に治療済みという事です。また、TP抗原法が偽陽性である可能性もあります。

STS法が陽性、TP抗原法が陽性の場合は、今現在梅毒に感染していると判断出来ます。または、過去に梅毒に感染していた人の場合は偽陽性である可能性もあります。過去に感染した事が無い人は、ほぼ間違いなく梅毒感染です。

梅毒検査の費用

病院 保健所 検査キット
診察 2,820円 0円
STS検査(RPR) 6,000円程 0円
TP検査(TPHA) 8,000円程 0円 3,200円程

病院での検査

病院での梅毒検査は診察料と検査費用が必要です。診察は初診の場合は医療点数が282点のため2,820円が必要です。梅毒検査のSTS検査やTP検査は各病院によって費用が異なります。目安として、最初に行われるRPR(STS法)が5,000~8,000円程、再検査で行われるTPHA(TP法)が7,000~10,000円程になっています。診察料を合わせると大体1万円ほどになります。

ただ、病院の場合は保険が適用出来るなら負担額を大幅に抑える事が出来ます。梅毒の症状が見られる場合は保険が適用出来ます。単純に梅毒感染が心配で、念のために受けておきたいという場合には保険は適用外です。また、保険が使えるかどうかは担当の医師次第です。保険が使えるかどうか気になる場合は、事前に病院に確認を取ってみると良いでしょう。

保健所での検査

保健所では梅毒検査を無料で行う事が出来ます。保健所ではHIV検査以外に梅毒の検査を実施しているところがあります。全ての保健所が梅毒検査を実施している訳ではありませんが、梅毒検査を実施する保健所も増えています。保健所で無料で梅毒検査を実施したい方は、お近くの保健所の検査項目に梅毒が含まれるかどうか確認しましょう。

ただ、保健所の梅毒検査は基本的に平日のみです。平日の午前中など限られた時間帯しか実施していません。土日祝や平日の夜間の実施は基本的にありません。

検査キットでの検査

梅毒の検査費用は病院の場合はなかなかの金額になります。保険が適用出来るなら、病院で受ける事をオススメします。しかし、保険が効かないような場合には検査キットが安いです。検査キットは梅毒の場合、3,200円程で検査出来ます。検査キットは病院や保健所のように、医師と対面する必要もなく、病院や保健所で誰かとすれ違う事もありません。自宅で検査を実施出来るため匿名性が高いです。

ただ、梅毒の検査キットは基本的にTP法です。STS法の検査は実施していません。TP法はSTS法より検査精度が高く、偽陽性率が低いため優秀な検査方法です。しかし、過去に梅毒に感染し治療済みの方はTP法の検査のみでは、今現在感染しているのかどうか判断できません。TP法は今感染している場合も、過去に感染して治療も受けた場合も陽性反応が出ます。そのため、過去に梅毒治療を受けた人は梅毒検査キットは意味がありません。

そのため、過去に梅毒の治療を受けた事がある人は検査キットではなく病院や保健所を選択しましょう。逆に、過去に梅毒に感染した事が無い人はTP法のみで十分正確な結果を得ることが出来ます。

梅毒検査で気になる事

検査を受ける時期は??

STS法 TP法
3週間後 3カ月後

梅毒の検査は感染から十分な期間を置いて検査を行う必要があります。十分な期間を置かず検査を受けても、体の中に抗体が出来ていない期間のため、正確な検査結果を得ることが出来ません。

梅毒の血液検査はSTS法(RPR)とTP法(TPHA)の2種類ありますが、STS法は感染初期から検査を実施することが可能です。大体3週間の期間で検査が可能です。STS法で調べる抗体(カルジオリピン抗体)は感染後2~5週間後に現れるため、個人差はあるものの3週間程度の期間で検査が可能です。

一方、TP法は感染初期に検査を行っても正確な結果は出ません。TP法で調べる抗体(TP抗体)は体の中に出来るまで長い期間がかかります。そのため、TP法は感染から3カ月程度の期間が必要です。そのため、梅毒の感染がこわい場合には感染初期段階にSTS法を受け、そこで陽性反応が出た場合に再検査としてTP法を受けるのが一般的です。また、十分な期間が経過している場合は最初からSTS法とTP法を併用する場合もあります。

検査結果はどれぐらいで出る??

病院 保健所 検査キット
1~7日程 1~2週間程 3~4日程

梅毒検査結果が出るまでの期間は病院、保健所、検査キットによって違いがあります。病院では最短は当日です。病院では梅毒の即日検査を実施しており、即日検査で当日に結果を確認することが出来ます。また、通常検査の場合は数日程度で結果が分かります。ただ、全ての病院で梅毒の即日検査が出来る訳ではありません。即日検査を実施している病院は限られます。もし、即日検査を実施したい場合は事前に即日検査があるかどうかを確認しましょう。

保健所の梅毒検査は基本的に検査結果は一週間後です。保健所では検査を受け、その翌週の指定された日時に保健所に再び行く事になります。電話での検査結果の確認は行っていません。また、保健所によっては一週間後ではなく二週間後になる場合もあります。

梅毒検査キットの場合は病院同様に数日程度で結果が分かります。検査キットを注文後大体3日程で検査結果が確認できます。検査キットは即日検査のようなものはありません。全て国内の公的な検査機関で検査を実施するため、即日に結果は出ません。ただ、注文から数日で結果が分かるため、検査予約が必要な病院や保健所に比べると、結果確認までの期間が大幅に短縮されます。

自宅でこっそり性病検査が出来る

男性用

検査項目

  • HIV(エイズ)
  • クラミジア
  • 淋病
  • 梅毒
  • トリコモナス
  • カンジダ
  • 咽頭淋病
  • 咽頭クラミジア
  • B型肝炎
  • C型肝炎

女性用

検査項目

  • HIV(エイズ)
  • クラミジア
  • 淋病
  • 梅毒
  • トリコモナス
  • カンジダ
  • 咽頭淋病
  • 咽頭クラミジア
  • B型肝炎
  • C型肝炎
  • HPV
  • 子宮頸がん
  • 自宅で簡単に検査出来る
  • 完全匿名性で誰にもばれない
  • 簡単な方法で検体を採取して郵送するのみ
  • 翌日から3日程でウェブ上で結果が分かる
  • 国指定の登録衛星検査所で検体検査が行われるため信憑性は問題無し
  • 大手メディアで多数取り上げられている安心感

GME医学検査研究所の検査キットを使用すれば誰でも自宅で手軽に、誰にもばれることなく、迅速に性病感染の有無を調べることが出来ます。検査キットの信憑性が心配されることもありますが、郵送された検体は病院や保健所が利用している国指定の登録衛生検査所という専門機関で検査される形になりますので、病院や保健所での検査結果との差はありません。性病が気になる方は出来るだけ早めに検査を行ってみてください。

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