行為から見る性病

生理中の性行為における妊娠と性病感染の可能性

「生理中に性行為しても妊娠しない」「生理中でも妊娠する」という意見がありますが、生理中の性行為は妊娠する可能性は低いですが、妊娠する可能性はあります。また、妊娠するリスクがあるだけではなく、性病感染のリスクもあります。そのため、妊娠や性病感染のリスクを抑えるために、生理中でもコンドームを装着することが大切です。

執筆:運営本部

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生理中の性行為で妊娠する可能性

一般的に妊娠しやすい時期ではない

生理中は妊娠しやすい時期ではありません。妊娠しやすい時期は、排卵日の4~5日前から排卵日の翌日ぐらいまでです。妊娠は卵巣から排卵された卵子と、膣内で射精された精子が卵管膨大部という場所で出会うことで受精し、妊娠に至ります。排卵された卵子が生きることが出来る時間は24時間。射精された精子が子宮や卵管内で生きることが出来る時間は5日程です。そのため、排卵が起きる4~5日前であれば、なんとか排卵日に精子が生き延びることが出来るため、妊娠する可能性があるのです。

一般的な生理周期は28日です。月経期、卵胞期、排卵期、黄体期を繰り返しているのが生理周期です。排卵は文字通り排卵期に起こります。月経期(生理)が始まる時期から排卵期までの期間は目安として14日程です。月経期は個人差はありますが、大体5~6日程。つまり、排卵が起こる4~5日前には生理が終わっている時期です。そのため、生理中は、基本的に妊娠しやすい日にはあたりません。生理中に膣内で射精された精子は、排卵が起こる時期には生き残っていないため、生理中には妊娠しないというのが一般的な考え方です。

妊娠しやすい時期ではないものの妊娠する可能性もある

何度も言いますが、生理中は妊娠しやすい時期ではありません。一般的な28日周期で排卵が起こっていれば、生理中に射精された精子が、排卵日まで生き残っていることはありません。そのため、生理中に性行為を行っても妊娠する可能性は極めて低いのです。しかし、妊娠しやすい時期ではない、妊娠する可能性は低いと言っても、妊娠しないわけではありません。生理中も妊娠する可能性はあります。

男性の精子は、長い場合だと5日生き残ることが出来ます。また、場合によっては7日も生き残ることが出来ると言われています。そのような精子の場合、排卵日の7日前でも妊娠が可能になってしまいます。排卵が排卵期すぐに起こる場合、排卵日7日前は、生理開始時期から7日後に当たります。もし、生理の期間が長引いていると、例え生理中であっても、妊娠する可能性が出てくるのです。また、生理周期が28日よりも短い人も同様に生理中の後半ぐらいから妊娠する可能性が出てきます。

さらに、排卵が早く起こる可能性もあります。排卵は、卵巣で卵子のもととなる卵胞が卵胞ホルモン(エストロゲン)によって成長し、黄体ホルモン(プロゲステロン)の刺激によって起こります。ストレスや体調不良によりホルモンバランスが崩れて排卵が予定より早まることもあります。また、性行為の刺激によっても排卵が早まる場合もあります。そのため、生理中であっても100%妊娠しないというわけではありません。生理中でも妊娠する可能性はあります。

生理中の性行為で性病に感染する可能性

女性側は免疫力が低下しているため感染しやすい

女性は、生理中は免疫力が低下しています。そのため、細菌感染等のリスクが高まります。HIV(エイズウイルス)やクラミジア、淋菌といった性感染症は免疫力が低下している時ほど感染しやすいです。また、生理中は膣内がデリケートな状態にあります。着床のために準備されていた子宮内膜が剥がれ落ち、経血が出ている状態ですので、細菌感染に無防備な状態です。そのため、生理中に、性病に感染している人と性交渉をしてしまうと、性病に感染してしまう可能性が非常に高くなります。

また、女性に感染者が多いカンジダは、自己感染する性感染症です。カンジダは相手男性が感染していなくても自己感染します。カンジダは私たちの体に存在している常在菌です。生理中に性交渉をしてしまうと、カンジダを発症しやすくなるため、膣カンジダ症にも注意が必要です。

男性側は経血と粘膜部との接触が起こるため感染しやすい

生理中の性行為では、ペニスの粘膜部と膣内から出てくる経血との接触が起こります。生理中の経血とは、妊娠のために準備されていた子宮内膜が剥がれて溶けて、血と混ざった状態のものです。この経血は血液と同じで、性病感染の原因となる体液です。もし、女性側がHIVやB型肝炎、C型肝炎、梅毒、クラミジア、淋病などに感染している場合、この経血が、ペニスの粘膜部と接触することで性病感染が起こります。特に、HIVや梅毒、B型肝炎、C型肝炎などは血液を介して感染しやすい性病です。

生理中の性行為は、「男性側はノーリスク」だと誤解している男性もいますが、全くそんなことはありません。男性も生理中の性行為によって性病に感染するリスクが高まります。特に血液を介して感染しやすい性病に注意が必要です。

生理中でも避妊・性病予防のためにコンドームは欠かせない

生理中は妊娠する心配が無いからとコンドームを使用せず、膣に性器を生で挿入する人が多いですが、生理中でも生で挿入すれば妊娠する可能性があります。避妊を考えているのであれば、生理中の性行為でもコンドームを着用するようにしましょう。また、中出しさえしなければ大丈夫という事でもありません。射精された精液だけではなく、我慢汁やカウパー腺液(先走り液)にも精子は含まれています。射精直前に抜けば、妊娠を予防出来るということではありません。

さらに、コンドームを着用する意味は避妊だけではありません。コンドームの着用は性病予防の意味でも大切です。生理中は膣内がデリケートな状態のため、性病感染が起こりやすいです。男性も経血(血液)と直接陰茎の粘膜が接触するため性病感染のリスクが高まります。生理中の性行為は普段よりも性病に感染するリスクが高まるため、性病予防という意味でもコンドームの装着は欠かせません。また、妊娠同様に、中出しさえしなければ性病に感染しないということはありません。先走り液でも性病に感染します。そのため、生理中に性行為を行う場合は、避妊や性病感染予防のためにも、最初から最後までコンドームを装着して行うようにしましょう。


自宅でこっそり性病検査が出来る

男性用

検査項目

  • HIV(エイズ)
  • クラミジア
  • 淋病
  • 梅毒
  • トリコモナス
  • カンジダ
  • 咽頭淋病
  • 咽頭クラミジア
  • B型肝炎
  • C型肝炎

女性用

検査項目

  • HIV(エイズ)
  • クラミジア
  • 淋病
  • 梅毒
  • トリコモナス
  • カンジダ
  • 咽頭淋病
  • 咽頭クラミジア
  • B型肝炎
  • C型肝炎
  • HPV
  • 子宮頸がん
  • 自宅で簡単に検査出来る
  • 完全匿名性で誰にもばれない
  • 簡単な方法で検体を採取して郵送するのみ
  • 翌日から3日程でウェブ上で結果が分かる
  • 国指定の登録衛星検査所で検体検査が行われるため信憑性は問題無し
  • 大手メディアで多数取り上げられている安心感

GME医学検査研究所の検査キットを使用すれば誰でも自宅で手軽に、誰にもばれることなく、迅速に性病感染の有無を調べることが出来ます。検査キットの信憑性が心配されることもありますが、郵送された検体は病院や保健所が利用している国指定の登録衛生検査所という専門機関で検査される形になりますので、病院や保健所での検査結果との差はありません。性病が気になる方は出来るだけ早めに検査を行ってみてください。

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