性病・性感染症

淋病(淋菌感染症)の症状・原因・検査・治療方法のまとめ

クラミジアに次いで感染者数が多い性病が淋病(淋菌感染症)です。淋病は男性の方が女性よりも圧倒的に感染者数が多い特徴があります。「尿道の痒み」「排尿時の痛み」「尿道からの分泌物」といった症状があった場合、淋菌の感染の疑いがあります。

執筆:運営本部

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淋病(淋菌感染症)とは

淋病は淋菌の感染によって起こる性感染症の一つで、性器クラミジア感染症に次いで二番目に多い性病です。厚生労働省が発表している性感染症の報告数では平成26年度において9,805人となっています。この数字はあくまでも指定された医療機関から報告された数のみですので、実際の淋病患者数はこれをはるかに超える数になっています。

淋病の特徴としては男女比で見てみると圧倒的に男性の方が多い傾向にあります。平成26年度においては報告数の約80%を男性が占めています。女性は約20%程。ただ、女性は男性よりも自覚症状が乏しく感染していても気づかずに医療機関に赴かないことが多いので、そのことが極端に男性が多い原因ともなっています。そのため、実際には女性も淋病を患ってしまっている方はもっと多いと言えます。ですので、女性だから淋病は心配ないと思ってはいけません。

年齢別に見ると女性は10代半ばから20代に集中しているのに対し、男性の場合は20代から30代に多く40代でも比較的報告数が多い傾向にあります。

淋病の症状

淋病は感染後2~9日程度の潜伏期間を経て男女それぞれで症状が現れます。男性の場合にははっきりとした症状が現れることが多いですが、女性の場合には自覚症状がないことが多く淋病に気付かないケースも少なくありません。

女性

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  • おりものの増加
  • おりものが臭い
  • 不正出血

淋病(淋菌感染症)に感染しても約8割の女性には自覚症状がないと言われています。女性は自覚症状がないことから病院を訪れる機会が少なく男性よりも淋病の報告数が極端に低い傾向にあります。

女性に現れる症状としては、「おりものが増える」「膿のようなおりものが出る」「おりものが臭い」「不正出血がある」「下腹部が痛い」「性行時に痛みを感じる」「外陰部が痒くなる」などが挙げられます。これらの症状が現れることもあれば症状が現れ淋病であることに少しでも早く気づくことが出来ればいいですが、女性の場合はほとんど自覚症状がないのが現実です。

淋病であることに気付かずそのまま放置してしまうと女性の場合には子宮頚管炎から子宮内膜炎へ、骨盤内感染へ、腹膜炎・肝周囲炎へとどんどん感染が広がっていき子宮外妊娠や不妊症の原因になっていきますので、自覚症状がなくともコンドームを装着せずセックスやオーラルセックスをした場合には淋病を疑っておくことが必要になります。

男性

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  • 尿道からの膿性の分泌物
  • 排尿痛
  • 尿道の痒み

女性に比べて男性の場合は症状が割と分かりやすいです。性行為を行って感染後2~7日程の潜伏期間を経て「尿に膿のような黄緑色の分泌物が混じっている」「尿の出始めに痛みを感じる」といった膿性の分泌物や排尿痛といった自覚症状が現れることが多いです。また、そのほかには「尿道が痒い」「尿道に違和感を感じる」といった症状が見られます。

ただ、すべての場合にそれらの症状がはっきりと現れる訳ではありません。淋病は男性の場合、割と症状が分かりやすい傾向にありますが、それでも淋病の症状として自覚出来ずに見逃してしまったり、無症状のまま経過してしまうことも少なくないのです。

男性の場合、淋菌の感染を放置しておくと尿道炎から前立腺炎へ、精巣上体炎へと感染が広がっていき、精巣上体が腫れたり、陰嚢部の激しい痛みに襲われたり、男性因子の不妊症になってしまったりします。そのため、男性の場合も少しでも違和感を感じたり検査を受ける方が賢明です。

淋病の原因(感染経路)

淋菌

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淋病の原因菌は淋菌という感染力が非常に強い菌です。淋菌は1回の性行為によって感染する割合が約30%と言われるほど強い感染力を持っています。淋菌はクラミジア同様に性器だけではなく咽頭(のど)にも感染します。

淋菌は感染力は非常に強い菌ですが、生命力は弱い菌です。乾燥や日光などに弱く空気に触れることですぐに死んでしまいます。そのため、粘膜の接触による性行為以外で感染することは稀です。ただ、家族内感染が見られたケースもありますので、性行為以外で感染することが100%ないという訳ではありません。

あらゆる性行為で感染

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淋病はあらゆる性行為によって感染します。一般的なセックスだけではなくオーラルセックスによっても感染しますし、ディープキスによっても感染する可能性があります。淋病は性器から性器へと感染するのでセックスで感染しますし、性器から口へ、口から性器へと感染するためオーラルセックスによっても感染します。また、咽頭感染もありますので、ディープキスによって口から口へと感染することもあります。

風俗での感染が多い

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淋病は男性が風俗に行くことで感染することが多い特徴があります。風俗では口によるサービスが広がっており、女性従業員の咽頭(のど)に感染している淋菌が口のサービスによって性器の尿道に感染してしまい淋病を発症させてしまうのです。

クラミジア感染症は一般女性から感染することが多い特徴がありますが、淋病は風俗女性から感染するケースが多いので、風俗に一度でも行ったことがある男性は要注意です。淋病の病原菌である淋菌は感染力が非常に強いので、たとえ一回だけであっても感染してしまう可能性が非常に強いのです。

淋病の検査

女性

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淋病の検査では女性の場合は膣分泌物を採取し、それを検体として検査する方法が主に取られています。具体的には膣内の子宮頚管の粘膜部分を綿棒で軽くこすり膣分泌物を採取するというものです。淋菌は子宮頚管部に感染しますので、その粘膜を採ることで淋菌の有無を調べることが出来るのです。

男性

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男性の場合は尿検査による方法と綿棒による方法があります。尿検査は多くの人が知っているように尿を採取して尿を調べることで病原菌がいるかどうかを調べる検査です。綿棒による方法は、柔らかい綿棒を尿道の下端に少し挿入して検体を採取する方法です。

以前までは綿棒による検査が多く行われていましたが、多少の痛みを感じたり、違和感を感じることもあるので、現在では尿検査による負担が少ない方法が取られています。

淋病の治療方法

内服薬の耐性化が進んでいる

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淋病の治療は以前までは内服薬による治療が一般的でした。ペニシリン、ミノマイシン、シプロキサンといった経口薬を服用することで治療が行われていましたが、淋菌の耐性化が進み経口薬では十分に淋菌を死滅させることが出来なくなってきているのです。

実際、淋菌の治療のための経口薬の量は昔と比べ大きく増えており、淋菌を死滅させるためには大量の服用が必要になります。しかし、それでは薬による副作用のリスクが高まってしまうので、現在では薬による治療よりも注射による治療が勧められています。内服薬のみで淋病を治そうとすると耐性菌感染症や慢性前立腺炎といったなかなか治すことが難しい病気に発展してしまう可能性があります。

注射による治療が広がっている

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以前までは経口薬による治療が一般的でしたが、経口薬に対しする淋菌の耐性化が進んでしまっていることから、経口薬のみでの治療は困難となり注射による治療が一般的となりつつあります。そのため、以前では主流であった経口薬のみの治療はほとんど行われなくなっています。

淋菌の経口薬に対する耐性化は進んでいますが、注射によって治療を受けることで淋菌を死滅させ淋病を治すことが出来ます。注射は打ち続けるものではなく単回投与によるものですので、それほど負担になるものではありません。

再発と再感染

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淋病の治療をしっかり受け、淋菌が体内からいなくなったことを検査で確認して医師から完治の診断を受ければ再発することはありません。しかし、治療を中途半端に中断してしまうと耐性が強くなった淋菌が体内で増殖してしまうので、淋病の再発を繰り返し、淋病が治りにくくなってしまいます。それを防ぐためにも、淋病の治療は最後までしっかり続けることが大切です。

淋病は治療を受けて完治させれば再発することはありません。しかし、再感染はふつうに起こります。完治させても再度感染するような行為をしてしまえば再感染することはあります。一度淋病に感染したことがあるからといって淋菌に対しる免疫が得られる訳ではありませんので、再び淋病に感染する可能性はあるのです。


自宅でこっそり性病検査が出来る

男性用

検査項目

  • HIV(エイズ)
  • クラミジア
  • 淋病
  • 梅毒
  • トリコモナス
  • カンジダ
  • 咽頭淋病
  • 咽頭クラミジア
  • B型肝炎
  • C型肝炎

女性用

検査項目

  • HIV(エイズ)
  • クラミジア
  • 淋病
  • 梅毒
  • トリコモナス
  • カンジダ
  • 咽頭淋病
  • 咽頭クラミジア
  • B型肝炎
  • C型肝炎
  • HPV
  • 子宮頸がん
  • 自宅で簡単に検査出来る
  • 完全匿名性で誰にもばれない
  • 簡単な方法で検体を採取して郵送するのみ
  • 翌日から3日程でウェブ上で結果が分かる
  • 国指定の登録衛星検査所で検体検査が行われるため信憑性は問題無し
  • 大手メディアで多数取り上げられている安心感

GME医学検査研究所の検査キットを使用すれば誰でも自宅で手軽に、誰にもばれることなく、迅速に性病感染の有無を調べることが出来ます。検査キットの信憑性が心配されることもありますが、郵送された検体は病院や保健所が利用している国指定の登録衛生検査所という専門機関で検査される形になりますので、病院や保健所での検査結果との差はありません。性病が気になる方は出来るだけ早めに検査を行ってみてください。

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