性病・性感染症

性器ヘルペス(GH)の症状・原因・検査・治療方法のまとめ

性器周辺に赤いブツブツや水ぶくれが出来る性器ヘルペスウイルス感染症はクラミジア、淋病に次いで多い性感染症です。性器ヘルペスはあらゆる性行為で感染するリスクがありますが、感染原因は性行為だけではありません。そのため、感染経路を特定することが非常に難しい性病の一つです。

執筆:運営本部

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性器ヘルペスとは

性器ヘルペスウイルス感染症とは単純ヘルペス2型に感染することで性器周辺部に水ぶくれのような病変が出来る性感染症の事です。性器ヘルペスの原因菌である単純ヘルペスは2型以外に1型もあり、1型が口唇周辺に感染すると口唇ヘルペスウイルス感染症となります。

性器ヘルペスは平成26年度における定点医療機関からの報告数は8,653人にのぼります。この数字は性器クラミジア感染症、淋菌感染症に次いで多い数字となっています。男女別に見てみると男性よりも女性の方が多い特徴があります。平成26年度においては約60%を女性が占めています。

年齢別に見てみるとクラミジアや淋病が10代半ばから30代までの若い世代に多く集中しているのに対し、性器クラミジアは比較的幅広い層に蔓延しています。20代から30代が特に多いですが、40代60代にも比較的多くの報告数があります。

性器ヘルペスの症状

性器ヘルペス感染症の症状は感染後4日から10日程の潜伏期間を経て現れるようになります。性器ヘルペスは初めての感染時は症状が重くなりがちですが、再感染の場合には症状が軽くなる傾向にあります。

男女共通

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  • 水ぶくれ
  • 赤いブツブツ

性器ヘルペスの症状は感染部分に水ぶくれが出来ます。その水ぶくれが次第に潰れて、ただれたような潰瘍性の病変が出来るのが大きな特徴です。病変が出来る場所は性器だけではありません。太もも、お尻、肛門周辺など性器と性器周辺に出来ることがあります。

その感染部位に「痒い」「痛みを感じる」「ひりひりする」といった症状や38度くらいの発熱を伴うこともあります。患部の痛みや痒みは徐々に強くなっていく傾向にあります。

女性

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性器ヘルペスの症状として赤いブツブツや水ぶくれが出来るといったことは男女ともに一緒ですが、比較的女性の方が男性よりも症状が重い場合が多いようです。症状が重い場合には、患部の強い痛みにより排尿が困難になることもあります。また、太もものリンパ節の腫れや痛みが見られるケースもあります。

男性

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男性の性器ヘルペスの症状が出る場所として多いのが亀頭や陰茎体部であり、それ以外には太ももやお尻、肛門周辺などに見られることもあります。症状としては女性と同じく赤いブツブツや水ぶくれが出来て、それが破れて潰瘍が出来、強い痒みや痛みに加え発熱を伴う場合があります。

性器ヘルペスの原因

単純ヘルペス2型

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性器ヘルペスの原因菌は単純ヘルペス2型です。単純ヘルペスには1型と2型があり、主に1型に感染すると口唇部に、2型に感染すると性器周辺部に病変が出来ます。そのため、1型が感染で発症するヘルペスを口唇ヘルペス、2型が原因で発症するヘルペスを性器ヘルペスと言います。

性器ヘルペスウイルス感染症は単純ヘルペスが原因で発症しますが、単純ヘルペスウイルスに感染したからといって必ず症状が現れる訳ではありません。単純ヘルペスウイルスは感染後、通常であれば体の神経節に潜伏した状態のままで症状は発症させません。しかし、風邪や疲労、ストレス、抗生物質の投与など何らかの要因によって体の免疫力が低下してしまうことで単純ヘルペスウイルスが体内で活発に活動するようになり性器ヘルペスの不快な症状を引き起こすのです。

ありとあらゆる性行為

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性器ヘルペスはクラミジアや淋病と同じようにあらゆる性行為によって感染するリスクがあります。通常のセックスやオーラルセックス、アナルセックスによって感染するリスクがあります。性器ヘルペスは感染者の病変部つまり赤いブツブツや水ぶくれによる潰瘍性のものが出来る場所との接触により感染します。

そのため、相手の性器に病変が出来ている場合、自分の性器が病変部に触れることによって感染するのです。また、ヘルペスは口に病変部が出来る口唇ヘルペスもありますが、感染者の口から相手の性器にウイルスが移り感染症を引き起こすこともありますので、オーラルセックスでも感染するリスクがあります。

また、性器ヘルペスの感染場所は性器だけではありません。性器周辺つまり性器の周りやお尻、性器とお尻の間などにも感染し、そこに病変部を作るため、コンドームを装着しても防ぐことは出来ません。それに挿入行為を伴わない素股によっても感染する可能性があります。そのため、クラミジアや淋病よりも感染する可能性がある行為が幅広いと言えます。

性行為以外でも感染する

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性器ヘルペスは感染経路が性行為だけではありません。主な感染原因は性行為ですが、性行為以外でも感染する可能性があります。その感染経路は、感染者とのタオルやコップなどの器具の共有や、公衆浴場や便座などです。特に、外陰部の皮膚炎やアトピー性皮膚炎など皮膚のバリア機能が低下してしまっている人は健康な人に比べて性器ヘルペスの感染リスクが高まります。

性器ヘルペスの検査

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性器ヘルペスの検査は主に病変部からのウイルスの採取と血液検査による抗体の有無を調べる検査を行います。必ず行うのが単純ヘルペスウイルスの有無を調べる検査で、この検査では病変部の皮膚や粘膜、分泌物を綿棒で拭って採取し、それを検体にしてウイルスの有無を調べる方法で行われます。

そして、この感染が今回が初めての感染か元々感染していたのかを調べるために血液検査を行う場合もあります。性器ヘルペスは初感染の場合は症状が重く治療期間も長くなりますが、再発の場合は症状も軽く治療期間も短くて済みます。

性器ヘルペスの治療

ウイルスの増殖をおさえる

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性器ヘルペスの治療は主にウイルスの増殖を抑え、症状が出ている期間を短くするために抗ヘルペスウイルス薬が使用されます。現在のところ単純ヘルペスウイルスを体内から死滅させることは出来ないために、症状を抑えることが性器ヘルペスの基本的な治療目的となります。

抗ヘルペスウイルス薬は内服薬、塗布タイプの軟膏、点滴などがありますが、通常は内服薬を、症状が軽い場合には軟膏、症状が重い場合には点滴が使用されます。治療期間は大体5日から10日程です。また、抗ヘルペスウイルス薬以外に、痛みがある場合には鎮痛薬、細菌感染の心配がある場合には抗生物質が使用される場合もあります。

再発の可能性

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性器ヘルペスを治療を受けても残念ながら原因ウイルスである単純ヘルペスウイルスを死滅させることは出来ないため、性器ヘルペスは再発を繰り返す特徴があります。特に初めての感染の場合は、80%の人が1年以内に再発すると言われています。

再発は主にストレスや疲労、風邪、生理など免疫力が低下することで起こりえます。ただ、初感染の時に比べて再発の場合は症状が軽く、症状も比較的早く治ることが多いです。再発の場合には症状が軽ければ病院に行かなくても1週間程度で自然と治ってしまうことも珍しくありません。


自宅でこっそり性病検査が出来る

男性用

検査項目

  • HIV(エイズ)
  • クラミジア
  • 淋病
  • 梅毒
  • トリコモナス
  • カンジダ
  • 咽頭淋病
  • 咽頭クラミジア
  • B型肝炎
  • C型肝炎

女性用

検査項目

  • HIV(エイズ)
  • クラミジア
  • 淋病
  • 梅毒
  • トリコモナス
  • カンジダ
  • 咽頭淋病
  • 咽頭クラミジア
  • B型肝炎
  • C型肝炎
  • HPV
  • 子宮頸がん
  • 自宅で簡単に検査出来る
  • 完全匿名性で誰にもばれない
  • 簡単な方法で検体を採取して郵送するのみ
  • 翌日から3日程でウェブ上で結果が分かる
  • 国指定の登録衛星検査所で検体検査が行われるため信憑性は問題無し
  • 大手メディアで多数取り上げられている安心感

GME医学検査研究所の検査キットを使用すれば誰でも自宅で手軽に、誰にもばれることなく、迅速に性病感染の有無を調べることが出来ます。検査キットの信憑性が心配されることもありますが、郵送された検体は病院や保健所が利用している国指定の登録衛生検査所という専門機関で検査される形になりますので、病院や保健所での検査結果との差はありません。性病が気になる方は出来るだけ早めに検査を行ってみてください。

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